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よく「病は気から」と昔から言われていますが、確かに弱気になっている時など病を呼び込むという
か、病に負けてしまうというか、気分的にも凹んでしまい、そんな時ほど体がだるい、何をしても
疲れ易い、何事も消極的になるなど、病気になり勝ちであることは誰もが経験していることです。
特に現代病とも言われているストレスに至っては、アレルギー症状、過敏性腸症候群、頭痛や肩こ
りの原因にもなる自律神経障害、またひどくなると心身症、うつ病と、体を蝕んでいく様は、恐ろ
しい限りです。
この状態を脱皮するには、自身の努力もさることながら、友人や家族の力を借り、専門医の力を借
りて、早く正常に戻すことが必要です。
簡単なアドバイスで、”なるべく考えないようにしたら”とか、”忘れなさいよ”と言われても、
ストレスになる体質の方は、それができないからストレスになることも計算に入れてあげるべきで
しょう。
40才を過ぎると、病気の一つや二つは持つようになるものと言われていますが、若い頃からの無
理や不摂生が、年を経ると出てくるものです。特に生活習慣病と言われる病の集団には注意が肝要
です。
生活習慣病の中心は、高血圧症、糖尿病、心筋梗塞などの動脈硬化性疾患、悪性腫瘍などで、生活
習慣病を避けるには、健康を維持するために摂る食物は、食塩、脂肪、嗜好品を減らす努力をする
ことが大事なことです。次に適度な運動ですが、自分の負担にならない程度の運動量で、続けて行
うことがポイントになるでしょう。
長生きも病床に伏した状態ではなく、健全な体で元気に老後を過ごしたいものですね。
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